巨人と西武は75%超、DeNAと楽天は60%未満も…各球団の盗塁成功率は? 山田哲人は100%継続中
2019/07/26
チーム別盗塁成功率は?
24日時点で、12球団で最も盗塁を成功させているのが、埼玉西武ライオンズ(94盗塁)だ。成功率も12球団トップの75.8%と高く、球界屈指の破壊力をもつ打撃との両輪となっている。セ・リーグでは、読売ジャイアンツが最高で、70回の企画に対し、53回を成功。リーグ首位をひた走るチームは、盗塁も有効な作戦の一つとして利用できている。
一方、成功率ワーストは、セ・リーグが横浜DeNAベイスターズの57.1%、パ・リーグは東北楽天ゴールデンイーグルスの59.6%だ。だが、成功率が低いためか、DeNAは49回、楽天は52回と企画回数も少なく、現チームにとっては積極的に使う作戦とはなっていない。
その中で、成功率7割に満たないものの、企画回数が多いのが広島東洋カープとオリックス・バファローズだ。広島は28盗塁死、オリックスは38盗塁死と、ともにリーグ最多の数字。積極策が裏目に出て、チャンスの目をつぶすことが多くなっているのが現状だ。作戦としてこれからも積極的に使っていくのか、はたまた異なる作戦の割合を増やしていくのか、この2球団の采配には注目だ。
各球団の盗塁成功率は以下のとおり。
<セ・リーグ>
巨人 75.7%(53/70盗塁)
ヤクルト 74.5%(35/47盗塁)
阪神 72.4%(63/87盗塁)
中日 68.1%(47/69盗塁)
広島 64.6%(51/79盗塁)
DeNA 57.1%(28/49盗塁)
<パ・リーグ>
西武 75.8%(94/124盗塁)
ロッテ 74.7%(56/75盗塁)
ソフトバンク 71.9%(82/114盗塁)
オリックス 69.1%(85/123盗塁)
日本ハム 66.7%(38/57盗塁)
楽天 59.6%(31/52盗塁)