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楽天、育成選手の由規&寺岡寛治を支配下登録 右肩故障から復活の由規「一軍で結果を残す」

2019/07/28

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かつては最速161キロを計測、故郷・仙台で恩返し誓う

 東北楽天ゴールデンイーグルスは28日、育成選手の由規投手(本名:佐藤由規)と寺岡寛治投手の2選手と支配下契約に合意したことを発表した。背番号は由規が「63」、寺岡が「68」に変更となる。
 
 由規は仙台育英を経て、2007年の高校生ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズから指名され入団。最速161キロの速球とスライダーを武器に3年目の2010年には12勝、2011年には7勝を挙げるなど活躍した。
 
 しかし、その後は右肩の故障に苦しみ、昨季限りでヤクルトを戦力外となって、故郷である仙台を本拠地に置く楽天と育成契約を結んだ。今季はファームでここまで7試合に登板し1勝1セーブ、計12回を投げて防御率0.00、14奪三振と活躍していた。
 
 球団公式サイトによれば、由規は支配下登録について「支配下に上がれるかわからない状況で緊張していましたが、ホッとしたというのが今の率直な気持ちです。怪我をしている中、楽天イーグルスには獲っていただいたので、ことが、一番の恩返しだと思っています。上がったからには一軍の試合に出て結果を残せるよう、一生懸命頑張ります」とコメントしている。
 
 また、寺岡も嬉しい支配下登録となった。東海大福岡高、九州共立大、九州三菱自動車、独立リーグの石川ミリオンスターズを経て2017年に楽天からドラフト7位で指名され入団。その後育成選手となったが、今季はファームで33試合に登板して2勝1敗、計28回を投げて防御率0.64、24奪三振と好投して再び支配下登録のチャンスを得た。
 
 同サイトによると、寺岡は「嬉しい反面、緊張しています。二桁の背番号をいただいたからには一軍で勝ってなんぼだと思っています。そこを石井(一久)GM、平石(洋介)監督に期待されていると思いますので、その期待に応えられるよう、一生懸命頑張ります」と活躍を誓っている。



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