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首位快走、ファイターズの強さは“ON”だけにあらず

3カードを消化した交流戦で、ファイターズが6勝2敗1分。パリーグのペナントレースでも本命ソフトバンクを抑えて首位を快走している。

2015/06/06

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交流戦の狙いは「布教活動」

 3カードを消化した交流戦で、ファイターズが6勝2敗1分。パリーグのペナントレースでも本命ソフトバンクを抑えて首位を快走している。12球団一若いチームは、予想以上の大健闘を見せている。

 それにしても交流戦は面白い。
 何が面白いかというと、接点の少ないセリーグのファンや関係者が、ファイターズに対して物凄く素直なリアクションを見せてくれるということだ。

 この4、5年、私は大勢の友人を連れて神宮での交流戦、ヤクルト対ファイターズを観に行っている。
 それには明確なひとつの狙いがある。日頃、ファイターズに関心が薄い人々に、このチームは中田と大谷だけではないですよ、無名だけどいい選手がいて、いい試合をしているんですよ、ということを知ってもらうため。要するに「布教活動」だ。

 今年は草野球仲間7人を連れていった。この中にカメラマンがいて、スポーツ好きなライターがいて、スポーツ雑誌の編集者もいる。この試合で彼らが「ファイターズいいね」と思ってくれたら、それは雑誌の企画につながるかもしれない。

 残念ながら、この試合のファイターズはいいところなく敗れ、編集者の心を動かすには至らなかった。だが、これからもこうした活動を続けていきたいと思う。

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