ヤクルト・山田? DeNA・伊藤? 日本ハム・吉田? “じゃない方”と呼ばれる選手たち2【編集部フォーカス】
2019/09/02
ヤクルトの山田
山田大樹(東京ヤクルトスワローズ)
2019年 10試合41回1/3、4勝2敗、32奪三振、防御率3.70
通算成績 82試合426回1/3、28勝29敗、2完投、1完封、259奪三振、防御率3.61
31歳、左投左打の投手。2006年育成ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団し、2010年にプロ初登板。2013年には8勝をマークし、防御率2.78と好成績を残した。2014年以降出場機会を減らし、2017年オフにヤクルトへトレード移籍。今季は、6月に4登板で防御率1.93と結果を出すと、7月は3戦3勝。投壊のヤクルトの中で試合を作れる数少ない投手となっている。
DeNAの伊藤
伊藤裕季也(横浜DeNAベイスターズ)
2019年 14試合、打率.268、4本塁打、7打点、OPS.945
ファーム成績 82試合、打率.231、11本塁打、38打点
立正大から加入したドラフト2位ルーキー。右投右打で強打が魅力の内野手。DeNAは昨季途中、オリックス・バファローズとのトレードで伊藤光捕手を獲得した。伊藤光は正捕手として活躍。今季も故障で離脱するまでチームをけん引し、ベイスターズに欠かせない存在となっていた。
一方の伊藤裕季也は、8月から1軍の切符を掴むと、9日にはプロ初安打。さらに10日には、2打席連続本塁打を放った。22歳の大型新人がチームの顔となる日は、そう遠くはなさそうだ。
日本ハムの吉田
吉田侑樹(北海道日本ハムファイターズ)
2019年 9試合21回、0勝0敗、17奪三振、防御率6.00
通算成績 15試合48回1/3、2勝3敗、28奪三振、防御率5.77
25歳、右投右打の投手。今季から、夏の甲子園で金農フィーバーを巻き起こしたゴールデンルーキー吉田輝星投手が日本ハムに入団。吉田輝の初の対外試合となった春季教育リーグでは、吉田から吉田への投手リレーで球場を沸かせた。今季は1軍で自己最多の9試合に登板。ファームでは15試合に登板し、防御率3.44をマークしている。