元ベイスターズの荒波翔が引退発表 2年連続GG賞など走攻守で活躍、メキシコでもプレー「心から感謝」
2019/08/31
今後はDeNAのアカデミー講師に就任、横浜の地域貢献などにも意欲
かつて横浜DeNAベイスターズで活躍し、今季はメキシコリーグに所属していた荒波翔外野手が31日、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。
現在33歳の荒波は、横浜高を経て2010年にドラフト3位で横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)に指名され入団。2012年と2013年に2年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど、走攻守揃った選手として活躍した。日本球界では8年間ベイスターズに所属し、通算成績は522試合に出場して打率.261、10本塁打、96打点、62盗塁だった。
そして、2018年に戦力外通告を受け、今季からはメキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズと契約してプレー。しかし、6月に契約解除を言い渡されていた。
荒波は31日に自身のインスタグラムを更新し、日本とメキシコでの写真とともに「この度、約9年のプロ野球生活に終止符を打ち、現役を引退する事と致しました。ベイスターズで8年、メキシコリーグ モンテレイで3カ月プレイできたことは、私の人生の誇りです。小学1年生のときに野球を始めてから今まで27年間、僕の野球に携わってくださった指導者の方々、学校関係者・球団関係者の皆様、そしていつも応援してくれるファンの皆様…全ての方々に心から感謝致します」と綴った。
9月からは横浜DeNAベイスターズのアカデミー講師になることを公表し、「“野球って楽しい!”“野球が大好きだ!”という子供が一人でも増えることを願い、精一杯努めます」と意気込んでいる。そして、講師以外にも「横浜への地域貢献、また野球人口増加の為の活動を考えています」としている。