カープ、エルドレッドの現役引退を発表 9・15にセレモニー、今後は米国駐在スカウトへ「私はとても恵まれていた」
2019/09/04
広島東洋カープは4日、2018年までチームに在籍したブラッド・エルドレッド内野手が現役を引退すると発表した。
エルドレッドは、ピッツバーグ・パイレーツ、デトロイト・タイガースなどMLB球団を経て、2012年途中に広島に移籍。1年目は途中加入ながら11本塁打を放つなど、自慢の長打力を見せつけた。2014年には118試合で37本塁打(リーグ1位)、104打点(リーグ2位)をマークするなど圧巻の成績を残した。NPB通算成績は、577試合に出場し、打率.259、496安打、133本塁打、370打点、OPS.845となっている。
エルドレッドは球団を通じて、「広島東洋カープの一員として引退できることは大変名誉なことです。私と家族にとって、思い出深い7年間にしてくださったチームメイト、監督、コーチ、スタッフ、球団職員、特にファンの皆様と一緒に日本で引退を祝えることをとても幸せに思っています。広島東洋カープの選手でいられたことを私はとても恵まれていたと感じており、これからもずっとカープの家族の一員でいられることを誇りに思っています」とコメントしている。
9月15日の東京ヤクルトスワローズ戦では引退セレモニーが行われるエルドレッド。今後広島とは、米国駐在スカウトとして契約する。