ソフトバンク、長谷川・本多ら不在も3割打者は5人 強力打線で一気に上昇気流
ソフトバンクがいよいよ本領発揮だ。自慢の強力打線が機能し、勝利を積み重ねている。本多や長谷川、細川らを欠きつつも、その穴を全く感じさせない。
2015/06/11
主力の故障明け後に、打線の組み替えはあるのか?
そして、ソフトバンクの強みは3割打者が5人も揃っていること。1番・中村晃(.325)、3番・柳田、4番・内川聖一(.311)、5番・李大浩、6番・松田宣浩(.303)。相手投手にとってはなんて嫌な打線だろうか。
本塁打も逆方向の単打も打てる打者が揃っていて、油断ができない。さらに、数字では及ばないが、髙田知季や髙谷裕亮など下位打線でも得点可能。意外性のある打者が打つことにより、相手投手へのダメージは計り知れない。
欲を出せば、今宮健太の2割に満たない打率がやや寂しく感じる。「ヒットも打てて、四球も選べて良くはなってきている」と藤井打撃コーチは期待を寄せている。今は我慢のときなのかもしれない。何かをきっかけに覚醒してほしいものだ。
昨季のレギュラー陣である長谷川勇也、本多雄一、ベンチにはいるが細川亨が出場していない中、首位を走るソフトバンク。選手層の厚さが最大の強みではあるが、故障明けにはどういう打線の組み合わせになるのだろうか。実績を優先し即出場か、はたまた現在好調な選手を優先させるのか……。工藤采配の見どころだ。
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