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阪神・髙橋聡文、現役引退を発表「チームを代表する左バッター抑えることだけを考えて、18年間やってきた」

2019/09/25

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 阪神タイガースの髙橋聡文投手が25日、今季限りで現役を引退すると発表した。同日行われた引退会見の模様を球団公式サイトが伝えている。
 
 髙橋聡は、高岡第一高から2001年ドラフト8位で中日ドラゴンズに入団。3年目の04年に1軍デビューを果たすと、貴重なリリーフ左腕として活躍した。2010年には63試合に登板して防御率1.61をマークするなど圧巻の数字を残し、チームのリーグ優勝に貢献している。
 
 2015年オフにフリーエージェント(FA)で阪神に移籍すると、2017年には61試合、6勝0敗、1セーブ、20ホールド、防御率1.70と抜群の安定感を示した。しかし、昨季は左肩の不調で15試合の登板にとどまり、今季もここまで1軍での出場はなかった。
 
 プロ通算成績は、531試合に登板し、26勝15敗、2セーブ、141ホールド、457奪三振、防御率3.26となっている。
 
 髙橋聡は、引退会見で「チームを代表する左バッター抑えることだけを考えて、18年間やってきたのですが、思い出に残っているといえば、阪神でいうと金本(知憲)さんとの対戦であったり、巨人でいうと阿部(慎之助)さんだったり、周りから見たらただの一球に見えるかもしれませんが、すごく考えて投げていた一球一球ですので、本当に思い出に残っています」とコメントした。



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