ドミニカ・ウインターリーグ開幕 カープ・バティスタは代打出場、日本球界ゆかりの選手が集結
2019/10/13
高橋康光
現地10月12日(日本時間13日)、ドミニカ共和国のウインターリーグが開幕した。ドーピング違反で出場停止中のサビエル・バティスタ内野手(広島東洋カープ)ら、新旧日本球界にゆかりのある多くのプレーヤーもこの開幕戦でプレーしている。
例年、10月から約3ヶ月に渡り熱戦が繰り広げられる、ドミニカ共和国のウインターリーグ。6チームによって争われる50試合のレギュラーシーズン、ラウンド・ロビンと呼ばれる4チームによる準決勝ラウンドを経て、2チームがファイナルシリーズに進出し、ウインターリーグ王者が決定する。
そして、リーグ王者には、中南米各地(メキシコ、プエルトリコ、ベネズエラ、キューバ)で開催されているリーグ王者が参加するカリビアンシリーズへの出場権が与えられる。また、MLBをはじめ、多くのスカウトも集まり、ここでの活躍を機にステップアップのチャンスを手にする選手も多く、将来NPBでプレーする選手がこの場にいる可能性もあり、日本のファンの注目も年々高まっている。
開幕戦の結果とこの日出場したNPB経験プレーヤーは下記の通りとなっている。ちなみに、首都サントドミンゴに本拠地を置くエスコヒードに所属のバティスタは、この日は代打で途中出場。計2打席に立ち、1四球、1三振という結果に終わっている。
リセイ 3-7 エスコヒード
(エスコヒード)
ジミー・パラデス(元千葉ロッテマリーンズ)
サビエル・バティスタ(広島東洋カープ)
アルキメデス・カミネロ(元読売ジャイアンツ)
ヒガンテス 4-3 アギラス
(ヒガンテス)
ラモン・ラミレス(元広島東洋カープ)
(アギラス)
ウィリン・ロサリオ(元阪神タイガース)
エストレージャス 5-0 トロス
(エストレージャス)
ウィルフィン・オビスポ(元読売ジャイアンツ、北海道日本ハムファイターズ)
エバン・マクレーン(元オリックス・バファローズ)
(トロス)
ラウル・バルデス(元中日ドラゴンズ)