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ソフトバンク、巨人がCS突破し日本シリーズ進出! 2000年以来19年ぶりカードが実現

2019/10/14

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ソフトバンクは3連覇へ、巨人は7年ぶり日本一奪還へ

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが13日に行われ、パシフィック・リーグは福岡ソフトバンクホークス、セントラル・リーグは読売ジャイアンツがそれぞれ突破し、日本シリーズ進出を決めた。
 
 パ・リーグは、昨季日本シリーズ連覇を果たしたレギュラーシーズン2位のソフトバンクが、リーグ2連覇を果たした西武を下して3年連続の日本シリーズ進出となった。
 
 ソフトバンクは3回、2番の今宮健太内野手が左翼スタンドへソロ本塁打を放ち1点を先制すると、続く4回にもジュリスベル・グラシアル内野手のソロ、甲斐拓也捕手の適時二塁打で2点を追加し3-0と試合の主導権を握った。
 
 2点を返され1点差で迎えた6回には今宮の2ランで引き離すと、7回にも2点を加え7-3とこの日最大点差をつける。そして9回、西武の6番手で登板したクローザーの増田達至投手に対して、今宮がこの日3本塁打目となる2ランを放ちダメ押しした。
 
 投手陣も終盤7回以降は得点を与えず、ソフトバンクが9-3で西武に快勝。ソフトバンクは4連勝で3年連続19回目の日本シリーズ進出、西武は昨季に続いてリーグ優勝しながら日本一の夢が絶たれた。
 
 セ・リーグは、5年ぶりにリーグ優勝した巨人が、3位からの下剋上を狙う阪神タイガースを下して6年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。
 
 巨人は、先発の高橋が先制されながら5回まで1失点に抑えると、打線は5回に4番の岡本和真内野手が中堅バックスクリーンへソロ本塁打を放ち同点に追い付いた。
 
 これで息を吹き返した巨人打線は、続く6回に2死三塁のチャンスを迎えると、3番の丸佳浩外野手が意表を突くセーフティースクイズを決めて勝ち越しに成功。7回にはアレックス・ゲレーロ外野手の2ラン本塁打で突き離した。
 
 リリーフ陣も、大竹寛投手、田口麗斗投手が無失点で繋いで、巨人が4-1で勝利。1勝のアドバンテージを含む4勝1敗で、2013年以来6年ぶり35回目の日本シリーズ進出を決めた。一方、阪神はレギュラーシーズン2位から日本シリーズに進出した2014年の再現とはならなかった。
 
 これにより、日本シリーズはソフトバンクと巨人によるカードとなることが決定。両者が日本シリーズで顔を合わせるのは2000年以来19年ぶりとなる。
 
 今年の日本シリーズは19日に開幕し、第1戦はソフトバンクの本拠地ヤフオクドームで行われる。



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