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プロ野球ドラフト会議、今年の大卒は97年世代。4年前に高卒でプロ入りした選手たちの現在は?<パ・リーグ編>

2019/10/17

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<埼玉西武ライオンズ>
大瀧愛斗(現・愛斗)外野手(4位・花咲徳栄高)
藤田航生投手(9位・弘前工高)
 
ドラフト4位で入団した花咲徳栄出身の愛斗は、今季自己最多となる42試合に出場。4月25日には、プロ初安打となる適時二塁打を放って試合を決めるなど、未来の主砲としての片鱗を見せつけた。藤田は今季ファームで27試合に登板している。
 
 
<福岡ソフトバンクホークス>
髙橋純平投手(1位・県岐阜商高)
小澤怜史投手(2位・日大三島高) ※2019年から育成契約
谷川原健太捕手(3位・豊橋中央高)
茶谷健太投手(4位・帝京三高) ※内野手転向、2019年からロッテ育成
黒瀬健太内野手(5位・初芝橋本高) ※2019年から育成契約
川瀬晃内野手(6位・大分商高)
野澤佑斗投手(育1・つくば秀英高)
中村晨投手(育4・ルーテル学院高) ※2019年戦力外
渡辺健史投手(育5・飯塚高)
 
この年、ソフトバンクは育成選手を除いて全て高卒選手を指名。ドラフト1位は、3球団競合の末、髙橋純平投手を獲得した。その髙橋は、プロ入り後3年間は、けがの影響やソフトバンクの層の厚さも手伝って1試合の登板にとどまっていた。しかし今季、リリーフ投手としての才能を開花させると、1軍で45試合に登板し、3勝2敗、防御率2.65と高い安定感を示した。ドラフト6位の川瀬は今季29試合に出場。捕手の谷川原はファームで79試合に出場し、経験を積んだ。
 
 
<東北楽天ゴールデンイーグルス>
オコエ瑠偉外野手(1位・関東第一高)
堀内謙伍捕手(4位・静岡高)
村林一輝内野手(7位・大塚高)
出口匠内野手(育1・津田学園高) ※2018年戦力外
山田大樹内野手(育2・菰野高) ※2019年戦力外
 
オコエは、プロ入り後4年間で毎年50試合前後に出場。2017年には、141打席で打率.300をマークするなど、打撃開花を予感させたが、翌18年、19年と打率1割台に低迷している。それでも5日のクライマックスシリーズ・ファーストステージでは、ソフトバンク・千賀から本塁打を放つなど、ポテンシャルの高さは随一であり、打撃のムラを改善できるかがカギとなる。捕手の堀内、主に遊撃を守る村林はともに自己最多出場を果たし、ブレイクを予感させている。

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