プロ野球ドラフト会議、今年の大卒は97年世代。4年前に高卒でプロ入りした選手たちの現在は?<パ・リーグ編>
2019/10/17
<千葉ロッテマリーンズ>
平沢大河内野手(1位・仙台育英高)
成田翔投手(3位・秋田商高)
原嵩投手(5位・専大松戸高)
楽天との重複指名の末ロッテ入りした平沢は、昨季自己最多の112試合に出場。しかし、本職のショートの守備に就いたのはわずか11試合で、ほとんどの試合を外野手としてプレーした。今季は遊撃手として50試合に出場したが、打撃成績では昨季から大きく数字を落とす結果となった。
成田は4年間で通算9試合に登板するも、初勝利を掴めず。ファームでは今季51試合を投げて防御率2.82と結果を残しているが、1軍のブルペン陣の層が厚く、出番がなかった。原は2017年オフに手術を行った影響で、長くリハビリ期間が続いた。今季はファームで20試合の登板で、防御率3.67と復活の兆しを見せている。
<北海道日本ハムファイターズ>
平沼翔太内野手(4位・敦賀気比高)
姫野優也外野手(8位・大阪偕星学園高)
センバツ優勝投手の平沼は、今季73試合に出場し1軍定着に大きく前進。7月26日の西武戦ではプロ初本塁打も記録した。姫野はファームで98試合に出場し、6本塁打をマークするなど、パンチ力を見せた。
<オリックス・バファローズ>
吉田凌投手(5位・東海大相模高)
佐藤世那投手(6位・仙台育英高) ※2018年戦力外
吉田凌は、今季ファームで29試合に登板し、防御率1.38と高い安定感をみせた。1軍でも4試合に登板するなど、着々と経験を積んでいる。一方、甲子園準優勝投手の佐藤世那は、プロ生活3年で戦力外となる厳しい状況となったが、2019年は社会人クラブチームの横浜球友クラブでプレーを続けた。