巨人入団のパーラは活躍できるか。母国ベネズエラメディアも49番目のNPB挑戦者として注目
2019/11/24
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32歳、MLB通算1312安打、88本塁打
20日、今季のMLB王者ワシントン・ナショナルズの一員として活躍したヘラルド・パーラ外野手の読売ジャイアンツ入団が発表された。登場曲の『ベイビー・シャーク』と共に全米の野球ファンの注目を集めた32歳の外野手の日本球界行きに、母国ベネズエラメディアも反応を見せている。
22日(日本時間23日)、ベネズエラ紙『リーデル』は、「パーラ、日本球界で49人目のベネズエラ人選手に」という記事を掲載。そのパイオニアとして、阪急ブレーブス(1975~1982年)、ヤクルトスワローズ(1983~1985年)でプレーしたボビー・マルカーノ氏の経歴を取り上げ、パーラが49人目の日本球界挑戦選手となると報じている。
また、パーラが入団する巨人を日本で最も伝統あるチームと紹介しており、巨人の選手として日本球界初挑戦をする8番目の選手であることも併せて紹介している。
ちなみに、過去の7選手とは、
ルイス・サンチェ(投手・1986~1987年)
ペドロ・カステヤーノ(内野手・1997年)
ルイス・ゴンザレス(内野手・2007~2008年)
ジェレミー・ゴンザレス(投手・2007年・登録名GG)
エドガルド・アルフォンゾ(内野手・2009年)
レビ・ロメロ (投手・2009~2012年)
ホセ・ロペス (内野手・2013年・現横浜DeNAベイスターズ)
となっている。
巨人で活躍したベネズエラ出身選手と言えば、ロベルト・ペタジーニ氏やアレックス・ラミレス現DeNA監督のように、他のNPB球団を経由した選手の印象が強い。パーラは巨人自前のベネズエラ人選手としてインパクトを残せるか、そして野球大国ベネズエラの威信を日本のファンに示すことができるのだろうか。