阪神、前エンゼルスの大砲ボーアと1年契約合意 MLB通算92本塁打!シーズン20発3度の実績
2019/11/30
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イチロー氏と同僚になった2015年に長打力開花
今季までロサンゼルス・エンゼルスに所属し、フリーエージェント(FA)になっていたジャスティン・ボーア内野手が、日本の阪神タイガースと1年契約に合意したことが分かった。米公式サイト『MLB.com』が29日(日本時間30日)、伝えている。
31歳のボーアは2009年にシカゴ・カブスから25巡目(全体770位)で指名され入団。2014年にマイアミ・マーリンズに移籍し、その年の6月にメジャーデビューした。
2年目の2015年にはその年から加入したイチロー氏とともに戦い、129試合に出場して23本塁打と長打力が開花。その後、シーズン途中でフィラデルフィア・フィリーズに移籍した2018年まで4年連続2ケタ本塁打を記録していた。
しかし、今季はエンゼルス移籍1年目でアルバート・プホルス内野手、大谷翔平選手との併用のため52試合の出場にとどまり、打率.172、8本塁打、26打点と与えられた出場機会で結果を残すことができなかった。
同サイトによると、ボーアは阪神と1年250万ドル(約2億7000万円)で契約に達したという。
メジャー6年間の通算成績は559試合で433安打、92本塁打、303打点、447三振、218四球、出塁率.337、長打率.457。シーズン20本塁打以上を3度マーク(2015年、2017年、2018年)した長打力が日本のプロ野球でも発揮されることが期待される。