タイトルを獲る活躍も…FA人的補償選手の歴史と一覧、移籍初年度成績と通算成績は?【第1回】
2019/12/11
野手
野手では、2005年オフに、広島と巨人でスラッガーとして鳴らした江藤智が移籍(巨人→西武)。移籍後はシーズン最高7本塁打と衰えを隠せなかったが、若手中心のチームの中で存在感を発揮。通算350号、通算1000打点を西武で達成し、2008年にはチームの日本一にも貢献した。
2007年オフに移籍した赤松と福地はともに転機となった。赤松は、自慢の走塁や足を生かした守備を武器に活躍。来季からは広島でコーチを務める。福地は、ヤクルトに移籍した初年度に打率.320、9本塁打、61打点とキャリアハイの活躍。さらに同年から翌年にかけて2年連続で盗塁王のタイトルも獲得している。引退後もヤクルトでコーチを務めており、人的移籍で野球人生が大きく変わった選手の一人と言えるだろう。
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