ミスター超えなるか!? 柳田悠岐、山田哲人に期待が懸かるトリプルスリー【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】
ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。今回は、NPBで久々に30-30、トリプルスリー達成の期待がかかる選手についてまとめた。
2015/06/26
ベースボールチャンネル編集部
大記録達成の期待がかかる柳田と山田
さて、今年は久々に30-30、トリプルスリーが生まれる可能性がある。25日時点の打撃成績を消化試合数に応じて143試合に換算して、今季終了時点での成績をシミュレートした。
その中で、20本塁打、20盗塁のいずれかをクリアした選手をまとめて、本塁打数+盗塁数の順に並べた。
ソフトバンクの柳田悠岐は、このままいけば30本塁打は軽くクリアし、盗塁も25となるだろう。打率も3割を優に超えているため、少し盗塁数を増やせばトリプルスリーに手が届く。年齢も26歳と脂がのり始めたところだ。今年はぜひ大記録に挑戦してほしい。チームの大先輩である秋山幸二にならって、今後何度も記録を達成することも期待できるだろう。
ヤクルトの山田哲人も可能性がある。本塁打、盗塁、打率ともほんの少し足りないことになるが、固め打ちも多く、足りない数字を埋めることは十分に可能だ。
現時点で記録達成が期待できるのはこの2選手だろう。
30-30を記録するような打者は、いずれも歴史に名を残す大選手になっている。柳田、山田にはぜひ、この記録を達成して大打者への一歩を踏み出してほしい。
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