阪神が新外国人ボーア、今季6勝ガルシアとの契約発表 待望の長距離砲と巻き返し図る先発左腕
2019/12/15
阪神タイガースは14日、前ロサンゼルス・エンゼルスのジャスティン・ボーア内野手、今季移籍1年目で6勝を挙げたオネルキ・ガルシア投手の2選手と来季の契約を結んだことを発表した。
31歳のボーアはメジャー通算559試合で433安打、92本塁打、303打点の成績を残し、シーズン20本塁打以上を3度マークしている。可能な守備位置は一塁のみだが、今季チーム本塁打数が100本を切った(94本)阪神にとっては待望の長距離砲の獲得となった。
30歳のガルシアは、2018年に来日して中日ドラゴンズで13勝。阪神に移籍した今季は21試合の登板で6勝8敗、防御率4.69の成績にとどまったが、来季契約を勝ち取ったことで、来日後初めて1球団で複数シーズンに在籍することになった。
2選手が球団を通じて発表したコメントは次の通り。
◇ボーア
「昨シーズンのオフに阪神タイガースから熱心に誘っていただいて以来、私の尊敬するイチロー選手や、今年チームメートだった大谷翔平投手からも、日本の野球に関する情報を色々と教えてもらい、日本でプレーすることを真剣に考えていました。今年も阪神タイガースからオファーをいただいたことで、日本でプレーすることを決めました。イチロー選手を訪ねて神戸を訪ねた事もあるので、違和感は全くありません。来日したらすぐにコンビニに立ち寄って、ツナや照り焼きチキン入りのおにぎりを買っていると思います。まずは、キャンプでチームメートからいろいろと教えてもらい、早くチームの一員として認められように頑張っていきたいと思っています。ファンの皆さん、応援よろしくお願いします」
◇ガルシア
「来年も素晴らしいチームメートとファンのみなさんと共にプレーすることができることを大変嬉しく思います。今年は十分にチームに貢献することができず悔しい思いをしたので、来年はもっとチームの力になれるように、しっかり準備をしてまた日本に帰ってきます。ファンのみなさん、優勝に向けて共に戦いましょう」