阪神、前ソフトバンクのスアレス獲得 最速161キロ右腕「まだまだやれる」
2019/12/19
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阪神タイガースは19日、福岡ソフトバンクホークスから退団となっていたロベルト・スアレス投手を獲得したと発表した。
スアレスは2016年からソフトバンクでプレー。1年目は58登板で防御率3.19、53回2/3を投げて64奪三振と好成績をマーク。26ホールドを挙げ、セットアップとして活躍していた。しかし翌17年に右肘の靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けてからは登板数が激減する。
再起を誓った今季は先発にも挑戦したが、9登板(6先発)で0勝4敗、防御率5.74と結果を残せず。26回2/3で与四球20個を記録するなど、制球難に苦しんだ。オフには球団から来季の契約を結ばないことが告げられ、アリエル・ミランダ投手らとともに12月2日に自由契約選手として公示されていた。
NPB通算成績は、78試合で3勝11敗、1セーブ、29ホールド、101奪三振、防御率4.28となっている。
スアレスは球団を通じて「また日本に戻って来ることができると決まり、大変喜んでいます。体力的にも、まだまだやれる自信もありますし、阪神タイガースやタイガースファンのみなさんに自分と契約したことが良かったと言ってもらえるように頑張りたいです。応援よろしくお願いします」と意気込みを語っている。