エンゼルス・大谷翔平、右肘のリハビリ完了! 2020年の二刀流は「イニング制限」で慎重起用か
2019/12/20
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「1週間に2度の投球はない予定」
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が右肘のリハビリを終えたことが分かった。米メディア『Bleacher Report』が19日(日本時間20日)、伝えている。
投手・大谷復帰へ朗報だ。昨年10月に右肘の内側側副靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた大谷が、1年以上を要したリハビリ期間を無事に終えた。
同メディアによると、「オオタニはトミージョン手術からのリハビリで最終段階となる投球プログラムを完了。今後は日本へ帰国する見通し」と伝えており、2020年の投手復帰へ向けて着実に進んでいる状況。再び二刀流旋風を巻き起こす日が近づいている。
なお、術後ということもあり、地元紙『オレンジカウンティ・レジスター』のジェフ・フレッチャー記者の報告から、「大谷にはイニング制限が設けられ、1週間に2度の投球はない予定」だとも伝えられている。投手陣に不安を抱えるチームにとって、先発ローテーションの一角として期待されている大谷だが、投手としての起用法は非常に慎重なものとなりそうだ。
チームには7年2億4500万ドル(約266億円)の大型契約でアンソニー・レンドーン内野手が加入し、新監督に名将ジョー・マッドン氏を迎えた。これからも補強続行が濃厚で、ダラス・カイケル投手、柳賢振投手らエース級の左腕がFA移籍で加入する可能性もある。
そのため、二刀流選手としてプレーした2018年シーズンとは、打順やローテでの役割も大きく変化する見込みだが、2020年はどのようなシーズンを送ることになるだろうか。初年度のインパクトは絶大だっただけに、ファンの期待は大きい。