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パドレス、前阪神ピアース・ジョンソンを“逆輸入” 2年5億5000万円で契約合意、ブルペン強化を期待

2019/12/24

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前中日ロドリゲスも逆輸入選手に

 サンディエゴ・パドレスが、阪神タイガースを自由契約になっていたピアース・ジョンソン投手と契約合意した。米公式サイト『MLB.com』が23日(日本時間24日)、伝えている。
 
 パドレスとジョンソンは2年500万ドル(約5億5000万円)で契約合意。3年目となる2022年シーズンには球団側にオプションが付いている。
 
 28歳のジョンソンは12年にシカゴ・カブスからドラフト1巡目(全体43位)で指名されプロ入りする。17年にメジャーデビューを飾ると、翌18年からはサンフランシスコ・ジャイアンツでプレー。しかし、37試合で防御率5.56と結果を残せなかった。
 
 今季は日本球界入りし、阪神のユニホームに袖を通すと、58試合で防御率1.38、58回2/3を投げ91奪三振の好成績をマーク。42ホールドは、ジョエリー・ロドリゲス投手(前中日、44ホールド)に次いでセ・リーグ2位の数字となった。
 
 オールスターゲームにも選出されるなど、来日1年目にして驚異的な投球を続けたジョンソン。「PJ」の愛称とともに一躍強力セットアッパーとして知られる存在となり、阪神にとっても欠かせない戦力となったが、オフの残留交渉は難航。12月初旬に自由契約が公示されていた。
 
 パドレスのブルペン陣は、昨年の日米野球にも参加しここ数年で急成長をみせたカービー・イェーツ投手が絶対的守護神として君臨。今オフには4年3400万ドル(約37億円)でドリュー・ポメランツ投手を獲得するなど強化を図っており、ジョンソンもその一角として活躍が期待される。
 
 なお、ジョンソンが復帰するのはナショナル・リーグ西地区。2018シーズンはジャイアンツの一員として同地区で戦っていたため、適応しやすい環境となりそうだ。中日からテキサス・レンジャーズへ移籍するロドリゲスら“逆輸入選手”も目立つ中、ジョンソンもメジャーで腕を鳴らしたいところだ。



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