第13週、パは、五十嵐亮太（ソフトバンク）、セはマイコラス（巨人）【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第13週（6/22-6/28）】

日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。今回は、6月22日から28日までの集計とする。

2015/06/29

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日本ハム・大谷が貫禄の投球

　今度は投手陣だ。
　PR(Pitching Run)順。リーグの平均防御率よりどれだけ傑出しているかを見る指標となる。

　野手同様にパリーグから見ていく。平均防御率は前週、3.65、今週は3.98で投高が進んだ。

　日本ハムの大谷翔平は、24日のロッテ戦で3安打完封で今季2度目の完封勝利を挙げて奪三振も最多を記録した。オリックスの西勇輝は23日の楽天戦で8回無失点で勝利投手となった。

　救援ではソフトバンクの五十嵐亮太が3登板で無失点3ホールド。ロッテの西野勇士、ソフトバンクのサファテが2セーブを挙げた。

　続いてセリーグだ。防御率は前週の3.67から3.79に上昇した。

　巨人のマイコラスは27日のヤクルト戦で2安打無四球完封で勝利し、前週に続いて好投した。広島のジョンソンは28日の中日戦で8回無失点。最多奪三振は広島の黒田博樹で9奪三振を記録した。

　救援投手はヤクルトのロマンとオンドルセクが3ホールド。阪神の福原忍は4試合で1勝3ホールドですべての勝利に貢献したが、失点1を許した。ヤクルトのバーネットは2セーブを挙げた。

　投手のMVP、先発投手はパが2回目の選出となる日本ハムの大谷、セは3回目の選手となる巨人のマイコラス。
　救援投手はパがソフトバンクの五十嵐、セは3ホールドのロマンとオンドルセクのうち、投球回数が長かったロマンとする。

　今週のパリーグの投打の総合MVPは、3試合で3ホールドと貢献度が高かった五十嵐。セリーグは、圧倒的な投球を2週連続で見せた巨人のマイコラスとする。

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