中日のキーマンは優勝の味知るベテラン。山井大介は投球フォームを「フルモデルチェンジ」
2020/02/12
吉見一起は「もう一度ビールかけをしたい」
中日ドラゴンズが2月1日から春季キャンプを北谷公園野球場(沖縄県北谷町)で行っている。9年ぶりのリーグ制覇に向け、今季のキーマンは誰になるのか。スポーツ・チャンネル『DAZN(ダゾーン)』が、注目ポイントを伝えている。
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「2020の主役は誰だ?」をテーマに、各球団を取材する企画「12球団 キャンプキャラバン」。第11回は、中日について特集された。
2020年の主役として、解説の中村紀洋氏が挙げたのは、山井大介と吉見一起の両投手。優勝の味を知るベテランが、今年のカギを握ると予想した。
山井は昨季、13試合に登板し、3勝5敗、防御率4.85の成績。65回にとどまった投球回を100回以上、130回くらい投げることが理想だとし、下半身を中心に投げるフォームに「フルモデルチェンジ」していることを明かした。
一方の吉見は、「競争に勝つのが最大のテーマ」と老け込む様子はない。昨季こそ5試合の登板にとどまったものの、与田剛監督に「(山井と吉見の)2人がやってくれないといけない」とはっぱをかけられるなど、ベテランにかかる期待は小さくない。生きの良い若手投手陣が揃う中でも「若い子たちに負けたくない」と闘争心をむき出しにして、「もう一度ビールかけをしたい」と今年の優勝を誓った。
中日は今年、東邦高からドラフト1位で石川昂弥内野手が加入。2年目の根尾昂内野手も頭角を現し始めており、若手の成長が楽しみなシーズンだ。7年連続Bクラスの汚名をそそぐべく、若手とベテランの両輪で活躍を期待したい。