甲子園優勝投手の現在は? 現役NPB・MLB選手が春の選抜・夏の選手権大会で残した偉業【第4回】
2020/03/10
2015年夏:小笠原慎之介(東海大相模/3年時)
現所属:中日ドラゴンズ
ポジション:投手(先発)
◇通算成績
61試合、15勝21敗、268奪三振、防御率4.03
選手権大会誕生100年となった同大会で、45年ぶり2度目の優勝を飾った東海大相模。小笠原は、吉田凌(現オリックス・バファローズ)との二枚看板で全国制覇へと導いた。準決勝はオコエ瑠偉(現東北楽天ゴールデンイーグルス)擁する関東一を吉田が抑え、決勝は仙台育英・佐藤世那(現横浜球友クラブ)に小笠原が投げ勝った。
プロ入り後は、高卒ながら1年目から15試合に登板。2018年には球団最年少で開幕投手も務めた。昨季は7試合の登板に留まったものの防御率2.56と安定感をみせ、今季への活躍に期待を持たせる内容だった。
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