160キロマークの大谷翔平、右手中指のマメで途中降板 チーム勝利も10勝目はお預け
2日、札幌ドームにて日本ハム対オリックス戦が行われた。日本ハムは両リーグ10勝一番乗りをかけて、エース大谷翔平が先発のマウンドに上がった。
2015/07/03
試合は大谷に白星のつく展開だったが……
大谷、両リーグ10勝一番乗り――。
新聞などメディアはこんな見出しを考えていただろう。
初回、オリックスの糸井から今シーズン通算100個目の奪三振をマーク。さらに7個を積み重ねて、107個。阪神藤浪の103個を抜いて現時点ではこちらも両リーグ最多だ。
6回表には糸井の初球、今シーズン最速タイの160キロを掲示した。まさに大谷一色のゲームになるはずだった。ところが、である。
大谷が右手中指のマメができるアクシデントに見舞われ、7回1死を取ったところでマウンドを降りると、この後、8回、中継ぎの宮西が安達に同点2ランを浴びてゲームは振り出しに戻り、大谷の勝ちは消えた。
【次ページ】チームは8回に一挙4点
1 2