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2017年世代は大豊作の予感。ホークス育成にはまだまだ才能が眠る…ソフトバンク、育成ドラフト指名から支配下へと這い上がった選手達【第3回】

福岡ソフトバンクホークスの育成契約から1軍戦力に育て上げる手腕が高く評価されている。16日には尾形崇斗投手とリチャード内野手を支配下登録するなど、どんどん新しい芽が出てくる。過去に育成から支配下へ上がった選手の変遷を追い、ドラフト指名戦略や育成方針などを探る。全3回の最終回。

2020/03/24

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黄金世代再び? 2017年世代も頭角を現す

 2017年指名で支配下登録を勝ち取ったのは尾形とリチャードだけではない。
 

 
 早稲田大から入団し、1年目から支配下となった大竹耕太郎投手は、抜群のコントロールと高い安定感を誇る。MAXは140キロ台半ばながら、多彩な変化球を自在に操る軟投派左腕だ。
 
 初登板となった8月1日にはあわや完封という快投を見せ、初登板初勝利を飾った。また、クライマックスシリーズや日本シリーズでも登板を果たしている。昨年は開幕ローテーション入りを果たすなど17試合に登板。5勝4敗、防御率.3.82の成績をマークした。
 
 周東佑京内野手は、快足を飛ばし次の塁を陥れる、ホークスが誇る韋駄天だ。2年目となる昨年の春季キャンプからA班に抜擢されると、オープン戦でも存在感を見せ、開幕直前に支配下契約を勝ち取った。シーズンではいきなり102試合に出場。そのほとんどが代走などの途中出場ながら、チームトップの25盗塁という成績をマークした。
 
 昨年は主に代走としての出場だったが、その走塁技術とスピードが評価され、侍ジャパンにも選出。プレミア12では、その韋駄天ぶりを存分に発揮した。

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