元ヤクルト監督・関根潤三氏、死去。日本ハム・栗山英樹監督も恩師の訃報に「本当の恩人でした」
2020/04/09
ヤクルトスワローズなどで指揮を執った関根潤三氏が9日、死去した。この訃報に、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督がコメントした。
栗山監督のコメントは以下の通り。
「関根さんとの思い出は何時間でも語れるほどお世話になりました。「関根監督」の存在がなければ、現在の私はいないと思っています。大した選手ではありませんでしたが、起用し続けていただきました。人を育てることの意味、人を育てるということはどういうことかということを、身をもって教わりました。本当の恩人でした。関根さんの思いを継いで、しっかりとやっていかなければいけないと、あらためて強く決意しました」
関根氏は、日大三中、法政大を経て、1950年に近鉄パールスに入団。投手としては、NPB通算244試合に登板し、65勝94敗、87完投、12完封、防御率3.42の成績、打者としても、1417試合の出場で、打率.279、1137安打、59本塁打、424打点と「二刀流」の活躍だった。現役引退後は、横浜大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)などで監督に。栗山氏は、ヤクルト監督時代の教え子だった。