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寄せ書きの球団旗を手にT-岡田「奇跡を起こしにいく」 【どら増田のオリ熱コラム #46】

2週間前の当コラムで取り上げた「Bs Stageの球団旗に応援メッセージを書いて選手に届けよう」企画で寄せ書きでいっぱいになった球団旗は無事に選手のもとに渡った。ファンが奇跡を信じ、選手が奇跡を起こしに残りのペナントレースを戦っていく。

2015/07/06

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画像提供:オリックス・バファローズ



SNSがきっかけで決まった選手への寄贈方法

 オリックスの球団歌「SKY」を歌うMEGASTOPPERのボーカル、DOMIさんによる「Bs Stageの球団旗に応援メッセージを書いて選手に届けよう」企画。2週間前の当コラムで取り上げた時には”何だかの形”でとされていた選手への寄贈方法だったが、このコラムを読んだ一人の選手がTwitterで反応したことにより、事態は一気に加速した。

本当に感謝の言葉しかありません。昨日一昨日と不甲斐ない試合にも関わらず最後まで応援して頂きありがとうございます。
チームも自分自身も本当に情けない成績ですが諦めずに、この想いを胸に、全員で、全力で、また明日から戦っていきたいと思います

 反応したのは”浪速の轟砲”T-岡田である。このツイートを見たDOMIさんは「旗を渡す相手はT-岡田選手しかいない」と本人にリツイートするなど、即行動に移し、また球団側もこの反応に素早く対応、6月末に選手代表としてT-岡田、安達了一の2選手が4日のほっともっとフィールド神戸で試合前に受け取ることを決定。当日Bs Stageがあるので立ち会うことが出来ないDOMIさんは、アシスタントMCの竹村美緒さんとファンに託すことを決め、熱い想いを持って旗を選手に渡してくれるファンを当日まで募った。

「私たちは諦めてません。頑張ってください!」

 シーズン中では異例の出来事だったからか、地上波のカメラも含めて多数の報道陣が集まる中、ファン代表が一人ずつ「諦めていない」気持ちを話すと、オリックスファンの愛がビッシリ詰まった球団旗は、選手のもとへ渡った。岡田が感謝の気持ちを述べるとともに「僕たちも諦めてません」と言うと安達は「記録に残るような連勝をしたい」と語り、ファン代表と一枚の写真に納まった。

 贈呈式が終わると少しの時間、岡田と話すことが出来た。私はどうしても伝えたいことがあった。それは寄せ書きをしていた多くのファンが話していた、2011年の10.18と昨年の10.2にファンが流した涙のことである。「次は嬉し涙を流したい」そんなファンの気持ちをどうしてもぶつけてみたかったのだ。

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