寄せ書きの球団旗を手にT-岡田「奇跡を起こしにいく」 【どら増田のオリ熱コラム #46】
2週間前の当コラムで取り上げた「Bs Stageの球団旗に応援メッセージを書いて選手に届けよう」企画で寄せ書きでいっぱいになった球団旗は無事に選手のもとに渡った。ファンが奇跡を信じ、選手が奇跡を起こしに残りのペナントレースを戦っていく。
2015/07/06
画像提供:オリックス・バファローズ
主砲が受け継ぐ「繋ぐ」気持ち
「どちらも中心にいたので、凄く悔しい思いをしましたし、あの時に打っていればと思うこともありますね。ホント次こそはという気持ちで頑張ります」
本人も語っているように、10.18、10.2と岡田はどちらの試合も中心選手として試合後悔しい思いをしている。「次はみんなで嬉し涙を流さなきゃいけないですね」と私が続けると「そうですね」と頷いた。
「今はホームランよりも繋ぐ気持ちの方が強いです」
札幌ドームで大谷から放ったホームランは、諦めないファンに希望を与えたのではと尋ねると、岡田の口から「繋ぐ」という言葉が出てきた。前回のコラムで触れたように「繋ぐ」とは4日に右有鉤骨骨折で登録抹消(全治2ヶ月)された西野真弘が常に心掛けていたこと。
「西野はルーキーなのに、そういう(繋ぐ)気持ちが強かった。西野の分まで繋ぐ気持ちを持ってやっていきたい」
チームは小谷野栄一、西野、そしてキャプテン糸井嘉男までもが戦線離脱するという異常事態。しかし生え抜きの主砲である岡田が「繋ぐ」気持ちでチームを牽引すれば、ムードを変えることは可能だ。
「奇跡を待つんじゃなくて、起こしにいかなきゃダメなんです」
最後に岡田は力強くこう語ってくれた。
1200人以上のメッセージが書かれた球団旗は、早速、選手が利用するロッカールームに貼られており、選手もしっかりメッセージに目を通しているという。そしてDOMIさんが(チームに渡すため)弁証すると言っていたBs Stageの球団旗は、球団旗を作っている弓岡工芸さんが「ファン代表」として、新しい球団旗を球団に寄贈した。
このようにたくさんのバファローズファンが参加した「今、俺たちに出来ること」は、チームとファンの”叶うべき夢”に対して大きな力を与えるはずである。
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