福岡ソフトバンクホークス、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2022/12/04
産経新聞社
第3位 フリオ・ズレータ
右投右打
内野手
在籍期間 4年(2003〜2006)
成績 454試合、打率.291、464安打、122本塁打、333打点、2盗塁
圧倒的なパワーで数多くのアーチを描いたズレータ。その豪快な打撃から「パナマの怪人」と呼ばれた。
パナマ出身、身長197センチ、体重113キロ。パナマ工大から、1992年にアマチュアFAでシカゴ・カブスと契約。2000年に同球団でメジャーデビューを果たすと、00年、01年の2年間で合計79試合に出場し、通算打率.247、9本塁打、36打点の成績を残した。
日本球界では、2003年途中に福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)に入団。主に指名打者(DH)として起用され、1年目は67試合の出場で13 本塁打を記録するなど、「ダイハード打線」の一角として存在感を示した。また、阪神タイガースとの日本シリーズでは、自身も第1戦でサヨナラ打、第2戦で本塁打を放つなど活躍し、チームの日本一に貢献した。
2004年は、開幕からレギュラーとして本塁打を量産。翌05年には、打率.319、43本塁打、OPS1.032(出塁率.392+長打率.646)とキャリアハイの成績をおさめ、ベストナイン(一塁手部門)のタイトルを獲得。打率、本塁打、打点(99)はいずれもリーグ2位の数字だった。
ホークス退団後はロッテで2年間プレー。その後、2009年には、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のパナマ代表に選出された。