福岡ソフトバンクホークス、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2022/12/04
産経新聞社
第1位 ペドロ・バルデス
左投左打
外野手
在籍期間 4年(2001〜2004)
成績 497試合、打率.302、556安打、86本塁打、335打点、5盗塁
ダイエーで主軸の一角を担ったバルデス。ライナー性の力強い打球を広角に放つことができ、好不調の波が少ないのが特徴だった。
プエルトリコ出身、身長183センチ、体重88キロ。カルロスエスコバルロペス高から、1990年MLBドラフト12巡目(全体330位)でシカゴ・カブスに指名され入団。96年に同球団でメジャーデビューし、その後テキサス・レンジャーズでもプレーした。MLB通算成績は、53試合の出場で、打率.247、1本塁打、8打点、OPS.700だった。
2001年にホークス(当時ダイエー)に入団したバルデス。主に2番打者として活躍した。当時はバルデスのような本塁打も打てる強打者を2番に置くことは珍しく、他球団の脅威となった。
入団から3年連続3割20本塁打以上を記録するなど安定した活躍を続け、2003年には3番・井口資仁、4番・松中信彦、5番・城島健司の後を打つ6番打者として活躍。ともに100打点を超える打点を稼ぎ、「100打点カルテット」の一角となった。また、阪神タイガースとの日本シリーズでは3本の本塁打をマークするなど、チームの日本一に大きく貢献した。
退団後はメキシカンリーグや韓国球界など各地で現役を続け、2013年の第3回WBCではプエルトリコ代表にも選出された。
他にもクラレンス・ジョーンズやトニー・バナザード、ホセ・オーティズなども遜色ない活躍を見せた。また、現役ではジュリスベル・グラシアルも印象に残る活躍を見せている。