埼玉西武ライオンズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2022/12/03
産経新聞社
第4位 アレックス・グラマン
左投左打
在籍期間 6年(2006〜2011)
成績 150試合(245回1/3)、13勝18敗52セーブ11ホールド、160奪三振、防御率3.82
リリーフ転向後に大きく飛躍を遂げたグラマン。長身から、多彩な球種を繰り出す左腕だ。
アメリカ合衆国出身、身長193センチ、体重91キロ。インディアナ州大から、1999年MLBドラフト3巡目(全体111位)でニューヨーク・ヤンキースに入団。2004年に同球団でメジャーデビュー。しかし、2シーズンで計5試合に登板し、防御率18.47と試合を作れなかった。
シンシナティ・レッズ傘下チームを経て、2006年に西武に入団。先発として登板を重ねるも、思うような結果を残せず2007年途中にリリーフに転向。これが見事にはまり、リリーフとして安定した投球を続けた。
07年の17セーブを皮切りにクローザーに定着すると、2008年にはシーズンを通してクローザーとして活躍。防御率1点台と抜群の安定感を誇り、31セーブを記録。読売ジャイアンツとの日本シリーズでも第7戦までもつれる中、2セーブを記録するなど、1点差ゲームをものにして、チームの日本一に大きく貢献。胴上げ投手にもなった。
しかし、09年以降は左肩手術などの影響で、登板機会を大きく減らした。西武での最終年となった2011年は29試合に登板したが、防御率4.26と安定感を欠いた。