埼玉西武ライオンズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2022/12/04
産経新聞社
第4位 エルネスト・メヒア
右投右打
内野手
在籍期間 8年(2014〜2021)
成績 738試合、打率.242、562安打、142本塁打、406打点、4盗塁
在籍8年を数えたメヒア。フリースインガー故に三振も多いが、力強いスイングから放たれる本塁打が魅力だ。
ベネズエラ出身、身長198センチ、体重118キロ。サグラドコラソンデヘスス高から、2002年にアトランタ・ブレーブスと契約。米球界では、ブレーブス、カンザスシティ・ロイヤルズの傘下チームでプレーしたが、メジャー昇格は叶わず、2012から14年の開幕直後まで在籍したマイナー3Aクラスが最高だった。
そして、2014年の途中に西武に入団。初打席では、北海道日本ハムファイターズの上沢直之からいきなり初本塁打をマークした。その後も本塁打を積み重ね、途中加入ながら同僚の中村剛也とともに最多本塁打のタイトル(34本)を獲得。打率も.290と高いアベレージを残し、ベストナイン(一塁手部門)にも輝いた。
以降は、打率こそ大きく落としたものの、2015年が27本塁打、89打点と前年を上回る数字。2016年には、自己最多の35本塁打&103打点を記録した。しかし、17年からは成績の低迷とともに出場機会を減らしている。
大幅減俸となった2020年は、3年ぶりに2桁本塁打を記録するなど、やや数字を回復させた。2割を少し超える程度の打率の年が続くものの、ここぞという場面での勝負強さはまだまだ健在だった。しかし21年は、主に代打起用も結果を残せず、前半戦終了後に帰国。コロナ禍の影響もあって7月26日に自由契約となり、退団が決まった。