第14週、パは、中村剛也(西武)、セはゴメス(阪神) 【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第14週(6/29-7/5)】
日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。今回は、6月29日から7月5日までの集計とする。
2015/07/06
ソフトバンクが今シーズン最多の貯金20
先週も雨天での中止の試合が多かった。まずチーム成績から見ていく。
パリーグはソフトバンクと日本ハムが好調。楽天は負けが込んでいる。オリックスは2試合が雨で中止だったが連敗した。
セリーグは広島が好調で3位に浮上した。7月3日時点で全球団が負け越しとなったが、昨日時点では貯金は阪神の1だけとなっている。
リーグの平均防御率はパが3.79、セが3.55。両リーグとも少しだけ投高に戻した。
西武・中村がシーズン本塁打50本ペース
次に打撃成績のランキングだ。
安打、長打、三振、四死球、盗塁、犠打犠飛などの要素を加味したオフェンスの総合指標であるRC(Run Create)順。赤字はリーグ最高。RC10傑と各部門の最高記録を持った選手。RCは1試合1を超えればトップクラス。
パリーグから見ていく。
西武の中村剛也が4本塁打、12打点でトップ。今季は50本ペースで本塁打を量産している。最多安打は同じ西武の栗山巧、首位打者は今週2試合だけだがT‐岡田。盗塁は聖澤諒の3がトップだ。
阪神・ゴメス、鳥谷が好調
続いてセリーグだ。
阪神のゴメスは8安打2本塁打に加え、6四死球を選びチームに貢献した。ヤクルトの山田哲人は依然として好調を維持し、4本塁打、5打点はトップだ。ゴメスの同僚鳥谷敬は最多安打と最多打点を記録した。首位打者はDeNAのバルディリス。盗塁は中日のドラフト3位新人、友永翔太の2がトップだ。
野手のMVPは、パが2回目の選出となる西武の中村剛也、セが阪神のゴメスとする。