千葉ロッテマリーンズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2022/12/03
産経新聞社
第2位 ネイサン・ミンチー
右投右打
在籍期間 4年(2001〜2004)
成績 104試合(699回2/3)、45勝40敗、367奪三振、防御率3.73
先発として実績を挙げたミンチー。2メートルを超える長身で、テンポ良い投球が持ち味。コントロールも良く、イニングイーターとしても知られた。
アメリカ合衆国出身、身長203センチ、体重118キロ。フルーガービル高から、1987年MLBドラフト2巡目(全体36位)でモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)に入団。93年にボストン・レッドソックスでメジャーデビューし、その後コロラド・ロッキーズでもプレーした。MLB通算成績は、15試合(12先発)で、3勝7敗、防御率6.75となっている。
NPBでは広島東洋カープ入団を機に98年に来日。カープでは在籍3年間で2桁勝利を2度マークするなど、低迷するチーム投手陣の柱となった。ロッテには、2001シーズンからプレー。カープでの経験も活かして初年度から活躍し、12勝、防御率3.26を記録。打高の時代に松坂大輔らを抑えて最優秀防御率のタイトルを獲得した。また、これが外国人投手としてリーグ初の同タイトル。
以降もエース格の活躍を見せ、翌2002年は自己最多タイとなる15勝をマーク。また、同年は230回1/3を投げるなどイニングも数多く稼ぎ、あらゆる面でチームに欠かせない存在だった。03年にも14勝を挙げたが、防御率4点台の優れず、翌04年の4勝、防御率5.70をもって退団となった。