千葉ロッテマリーンズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2022/12/04
産経新聞社
第4位 アルト・ロペス
左投左打
外野手
在籍期間 4年(1968〜1971)
成績 597試合、打率.300、596安打、91本塁打、301打点、25盗塁
主に3番として中軸を担ったロペス。本来同名の別選手が入団予定だったが、手違いによってロペスが来日し、入団することになったという。
プエルトリコ出身、身長176センチ、体重79キロ。マヤゲツ高、ニュージャージー市大を経て1961年にニューヨーク・ヤンキースと契約しプロ入り。65年にメジャーデビューし、同年に38試合に出場。しかし、打率.143と活躍できず、以降はメジャーでの出場はなかった。
1968年に、東京オリオンズ(現ロッテ)に入団。入団経緯もあり、期待は大きくなかったが、23本塁打を放つなど予想外の活躍を見せ、周囲を驚かせた。2年目以降は、3年連続「3割20本」をクリア。オリオンズの主軸として活躍した。1970年には、ジョージ・アルトマン、有藤通世らとともに強力打線を形成し、リーグ優勝に貢献。打率.313はアルトマンに次ぐリーグ4位の数字だった。
1972年からはヤクルトアトムズに移籍。しかし、打率、本塁打ともにロッテ時代ほどの数字は残せず、73年限りで退団した。
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