北海道日本ハムファイターズ(日ハム)、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2022/12/03
産経新聞社
第3位 ブライアン・ウルフ
右投右打
在籍期間 4年(2010〜2013)
成績 116試合(491回1/3)、35勝29敗3セーブ8ホールド、257奪三振、防御率3.10
初年度は主にリリーフ、2年目以降は先発として活躍したウルフ。安定した制球力と多彩な変化球を持ち、ゴロアウトを量産した。
アメリカ合衆国出身、身長191センチ、体重104キロ。サーバイト高から1999年MLBドラフト6巡目(全体179位)でミネソタ・ツインズに入団。2007年にトロント・ブルージェイズでメジャーデビューを果たした。MLB通算成績は、72試合にリリーフ登板し、82回2/3を投げ、5勝5敗、47奪三振、防御率3.81の成績を残していた。
日本ハムには、2010年に入団。初年度はリリーフとして開幕を迎え、一時期はクローザーも担った。シーズン終盤にはチーム事情から先発に回ると、4戦4勝。先発としての防御率は1点台というリリーフ時を上回る安定感を見せた。
この活躍も踏まえ、2011年からは先発に完全転向。同年は12勝(防御率3.60)、翌12年は10勝(防御率2.66)と2年連続2桁勝利をマークするなど、先発ローテーションの一角として活躍した。2012年の日本シリーズでは、第3戦に先発登板し、読売ジャイアンツを相手に5回2失点の好投で勝利投手となっている。
2013年は9勝(6敗)で3年ぶりに2桁には届かなかったが、防御率3.05と結果を残した。同年限りで退団すると、福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズと渡り歩いた。