オリックスバファローズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2022/12/03
産経新聞社
第1位 ブランドン・ディクソン
右投右打
在籍期間 9年(2013〜2021途中)
成績 215試合(892回1/3)、49勝58敗34セーブ10ホールド、673奪三振、防御率3.32
今年5月27日に自由契約となったディクソン。威力ある速球と変化の大きいナックルカーブを始め、多彩な球種を投げ分けた。
アメリカ合衆国出身、身長195センチ、体重84キロ。タスカラム大から、2006年にアマチュアFAでセントルイス・カージナルス入団。11年に同球団でメジャーデビューを果たした。MLB通算成績は、8試合(1先発)の登板で、0勝0敗、防御率4.91だった。
オリックスでは2013年からプレー。同年は開幕ローテーション入りを果たし、8勝(8敗)、防御率2.77をマークする活躍を見せた。13年から17年まで8勝、9勝、9勝、9勝、8勝と先発として安定した成績で、特に15年は防御率2.48、16年は171回1/3とそれぞれキャリアハイの数字を残している。
2019年からはリリーフに転向。シーズン途中からクローザーに定着すると、37試合で18セーブをマークした。また同年に行われた第2回WBSCプレミア12では米国代表としてクローザーを任され、大会ベストナインにも輝いた。翌20年も16セーブを挙げる活躍をしたが、21年はコロナ禍の影響で来日の目途が立たず退団となった。
他にも派手なパフォーマンスで人気を博したクローザー、アニマル・レスリーや、ドン・シュルジーらも活躍した。直近ではタイラー・ヒギンスがリリーフの一角として2021年のリーグ優勝に貢献した。