オリックスバファローズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2022/12/04
産経新聞社
第1位 ブーマー・ウェルズ
右投右打
内野手
在籍期間 9年(1983〜1991)
成績 1019試合、打率.324、1276安打、251本塁打、804打点、14盗塁
チームの看板選手として、阪急、オリックス・ブルーウェーブで大活躍した飛ばし屋ブーマー。ブーマーは本名ではなく、「ブームを起こす選手に」との願いから付けられたという。
アメリカ合衆国出身、身長200センチ、体重100キロ。オールバニ州大を経て、1976年にピッツバーグ・パイレーツにアマチュアFAで契約。米球界時代は「グレッグ・ウェルズ」。81年にトロント・ブルージェイズでメジャーデビュー。翌82年はミネソタ・ツインズでプレーした。MLB通算成績は、47試合で打率.228、29安打、0本塁打、8打点、OPS.566だった。
1983年に来日し、阪急ブレーブス(現オリックス・バファローズ)に入団。レギュラーに定着すると、初年度からクリーンアップの一角として打率.304、17本塁打の成績を残した。翌84年にはさらに打棒が爆発。打率.355、37本塁打、130打点をマークし、外国人選手初の三冠王を獲得。同年のMVPも受賞するなどタイトルを総なめにし、チームをリーグ優勝へと導いた、
9年に渡って活躍し、首位打者2回、本塁打王1回、打点王4回など数々のタイトルを獲得。ブーマーの名にふさわしい成績を刻んだ。退団後は、1年間福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)でもプレーした。
他にも本塁打王、打点王に輝き、1996年の日本一にも貢献したトロイ・ニールや、4年間在籍し、主に三塁手として安定した成績を残したアーロム・バルディリスらも活躍を見せた。