東北楽天ゴールデンイーグルス、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2022/12/03
産経新聞社
第4位 アラン・ブセニッツ
右投右打
在籍期間 4年(2019〜2022)
成績 165試合(155回2/3)、9勝8敗18セーブ56ホールド、125奪三振、防御率2.83
今シーズンで在籍3年目を迎えるブセニッツ。威力ある速球とカットボール、大きく縦に割れるカーブが投球割合の多くを占める。
アメリカ合衆国出身、身長185センチ、体重81キロ。ケネソー州大から、2013年MLBドラフト25巡目(全体757位)でロサンゼルス・エンゼルスに入団。16年にミネソタ・ツインズにトレード移籍すると、翌17年に念願のメジャーデビュー。28試合にリリーフ登板し、防御率1.99、WHIP0.98と高い安定感を誇った。しかし2018年は一転、23登板で8本塁打を浴びるなど、防御率7.82、WHIP2.01と打ち込まれた。
2018年オフに楽天と契約すると、開幕こそ2軍で迎えたものの、首脳陣の信頼を勝ち取り初年度からセットアッパーに定着。宋家豪、フランク・ハーマンら助っ人リリーバーが多い中、外国人枠を死守して54試合に登板。28ホールド、防御率1.94と抜群の安定感を見せた。
2020年は守護神・松井裕樹の先発転向、森原康平の炎上もあり、7月下旬頃からクローザーの位置に定着。9月以降は失点する場面も目立ったが、18セーブ、13ホールドを挙げるなどブルペンの屋台骨を支えた。しかし21年は、本来の力を発揮できず、軒並み来日後ワーストの成績に。22年は故障離脱がありながらも34試合登板、防御率2.27と一定の数字を残したが、オフに退団が発表された。