東北楽天ゴールデンイーグルス、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2022/12/03
産経新聞社
第2位 ダレル・ラズナー
右投右打
在籍期間 5年(2009〜2013)
成績 158試合(366回2/3)、14勝27敗40セーブ21ホールド、288奪三振、防御率4.17
先発・リリーフ問わず登板し、クローザーとしても活躍を見せたラズナー。起用法に応じて投球スタイルを変えることができる器用さと、コントロールの良さが持ち味だった。
アメリカ合衆国出身、身長191センチ、体重95キロ。ネバダ大から、2002年MLBドラフト2巡目(全体46位)でモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)に指名され入団。ナショナルズで2005年にメジャーデビューを果たし、06年から08年まではニューヨーク・ヤンキースでプレーした。MLB通算成績は、41試合登板(30先発)で、9勝15敗、防御率5.00だった。
楽天では、2009年からプレー。先発として起用されるが、安定感に欠け、シーズン4勝(7敗)、防御率6.09に終わった。翌10年も先発を任され、規定投球回をクリア。しかしチームが最下位に沈んだこともあり、打線の援護に恵まれず、5勝11敗と大きく負け越した。
しかし2011年途中からクローザーを任されたことが転機となり、以降は安定した投球を披露。同年はリリーフとしては31試合に登板し、17セーブ、防御率0.89の好成績を残した。以降はリリーフに専念し、2013年は、8月下旬まで主にクローザーを担って17セーブをマーク。だが、肘の故障により離脱したため、リーグ優勝、日本一の美酒に酔うことはなかった。