東北楽天ゴールデンイーグルス、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2022/12/04
産経新聞社
第5位 カルロス・ペゲーロ
左投左打
外野手
在籍期間 3年(2016〜2018)
成績 259試合、打率.265、253安打、53本塁打、145打点、4盗塁
恐怖の2番打者としても活躍したペゲーロ。圧倒的なパワーを誇り、広角に本塁打を放つことができる。
ドミニカ共和国出身、身長192センチ、体重119キロ。ロサリオデファティマ高から2005年にシアトル・マリナーズと契約し、2011年に同球団でメジャーデビュー。3シーズンで計65試合に出場したが、コンタクト率が課題でメジャー定着には至らなかった。その後、カンザスシティ・ロイヤルズ、テキサス・レンジャーズ、ボストン・レッドソックスと渡り歩くも、結果を残せず。日本球界挑戦を決めた。
2016年7月に楽天と契約し支配下登録されると、持ち前の打棒を発揮。後半戦から加入したため51試合の出場となったが、2桁10本塁打に加え、打率も.279とまとまった数字を残して実力の片鱗を見せた。
翌2017年にレギュラー定着を果たすと、茂木栄五郎とともに上位打線を牽引。主に2番を打ち、打率.281、26本塁打を記録した。三振数こそ139を数えたが、強烈な打球と威圧感で、相手投手にプレッシャーを与えた。
18年は88試合で17本塁打を記録するも、打率.233、120三振とふるわず、退団を余儀なくされた。その後はメキシカンリーグや韓国球界へ戦いの場を移し、19年に開催されたプレミア12ではドミニカ共和国代表にも選出された。