東北楽天ゴールデンイーグルス、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2022/12/04
産経新聞社
第4位 アンドリュー・ジョーンズ
右投右打
外野手
在籍期間 2年(2013〜2014)
成績 281試合、打率.232、215安打、50本塁打、165打点、6盗塁
MLBで数々のタイトルを獲得するなど凄まじい実績を持つジョーンズ。「AJ」の愛称で親しまれ、走攻守三拍子揃った選手としても知られる。
オランダキュラソー領出身、身長185センチ、体重101キロ。セントポールズ高から、1993年にプロ入り。96年にアトランタ・ブレーブスでメジャーデビューを果たすと、51本塁打、128打点を記録した05年には、本塁打王、打点王、シルバースラッガー賞、ハンク・アーロン賞など、打の表彰を総なめにした。また、外野守備にも定評があり、98年から07年まで10年連続でゴールドグラブ賞を受賞している。
楽天では、2013年からプレーし、ほぼ全試合に4番指名打者として出場。同年入団したケーシー・マギーらとクリーンナップを結成した。打率は.243ながら、26本塁打、94打点を記録。また、100個を超える四球を選び、リーグ五指に入る高い出塁率(.391)も記録。4番としての役目を果たし、球団史上初の日本一に大きく貢献した。
翌2014年も主に4番打者として起用されると、規定打席到達者の中で最下位となる打率.221だったにも関わらず、パ・リーグ記録となる118四球を選びリーグ3位の出塁率.394をマーク。同年オフに退団となったが、数字以上の貢献度を見せ、チームに大きな影響を与えた。