東北楽天ゴールデンイーグルス、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2022/12/04
産経新聞社
第2位 ゼラス・ウィーラー
右投右打
内野手
在籍期間 5年(2015〜2019)
成績 596試合、打率.262、553安打、106本塁打、345打点、16盗塁
キャプテンシーもあり、ムードメーカーのウィーラー。ファンからの人気も高く、「ポテトヘッド」や「ハクション大魔王」にも似ていることでも話題だ。
アメリカ合衆国出身、身長178センチ、体重100キロ。ウォレス州コミュニティー大から、2007年MLBドラフト19巡目(全体581位)でミルウォーキー・ブリュワーズに指名され入団。14年にニューヨーク・ヤンキースでメジャーデビューを果たし、同年は29試合に出場したが、それ以外はマイナー生活を強いられた。
楽天では、2015年からプレー。前半戦は打撃が振るわず2軍落ちも経験したが、後半戦には復調し、主にクリーンアップを務めた。最終的に91試合の出場で打率.255、14本塁打という成績を残し、プレーでも姿勢でもチームを鼓舞した。
翌2016年には年間通した活躍を見せ成績も向上。2017年には打率.271、31本塁打、82打点の成績を残し、ベストナイン(三塁手部門)も受賞した。2018年は、外国人選手として球団史上初となる副主将を務めた。以降はけがや不振もあり、出場機会もやや減少したが、重要な局面では結果を残した。
2020年は開幕を2軍で迎え、シーズン途中に読売ジャイアンツへトレード移籍(池田駿との交換)。巨人でも存在感を発揮した。