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新助っ人不調、阿部の捕手復帰‥…ひと足早いジャイアンツ2015年前半戦事件簿

シーズン前半戦が残り7試合となったところで、V4を目指す巨人のここまでの戦いぶりを振り返っていく。

2015/07/08

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投高打低が顕著な先発投手陣の活躍

■「高木勇人、マイコラス、ポレダと新戦力が続々ローテ入り」
【衝撃指数☆☆☆】

野手陣は度重なる故障者に悩まされたものの、投手陣では新戦力が台頭。
ドラフト3位右腕の高木勇人は巨人のルーキーでは堀内恒夫氏以来となる開幕5連勝を達成し、3・4月度の月間MVPを獲得する活躍。
助っ人左腕ポレダは対阪神3連勝を含む5勝を挙げ、開幕から2軍調整が続く内海哲也の穴を見事に埋めた。
そして、2人に疲れが見え始めた5月下旬以降は、マイコラスが2度の完封を含む4勝とローテの救世主的存在となっている。
6月度月間MVPを受賞、美人妻・ローレン夫人も芸能界デビュー、さらに夫婦でベースボールカード化と公私ともに充実。
東京ドームの客席では、ローレン夫人と写真撮影を希望するファンの行列ができる人気ぶりだ。

■「矢野謙次が日本ハムへ移籍、代役は7年目の大田泰示に期待」
【衝撃指数☆☆☆☆】

矢野謙次、日本ハムへ電撃トレード。
大人しい選手が多い巨人では、沈んだ雰囲気を変えられる人気プレーヤーだっただけにファンのショックは大きかった。
代役として期待されるのは、春季キャンプでは4番起用が話題になった背番号44。
未完の大器もプロ7年目を迎え、40試合で打率273/1本/2打点/3盗塁。
すでに自己最多の106打席に立っているが、大田に期待されるのは数字面だけでなくチームを鼓舞するド迫力のプレーだ。
5月上旬、岡崎2軍監督にインタビューした際のこの言葉が忘れられない。
「大田がいなくなって2軍は元気がなくなったんですよ!彼の持っているキャラクター、明るさやエネルギー、体がデカくてスピードがあるプレーの迫力。すべてをまとめて華がありますね。とんでもない魅力です」

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