大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



中日ドラゴンズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>

2023/11/04

text By

photo

産経新聞社



第5位 宣銅烈(ソン・ドンヨル)

右投右打
在籍期間 4年(1996〜1999)
成績 162試合(197回)、10勝4敗98セーブ、228奪三振、防御率2.70
 
 主にクローザーとしての活躍が目立った宣。速球で押す投球スタイルで、奪三振の山を築いた。
 
 韓国出身、身長184センチ、体重90キロ。光州一高、高麗大、韓国化粧品を経て、1985年に韓国プロ野球のヘテ・タイガース(現起亜)に入団。2年目の86年には歴代5位タイとなる24勝をマークした。
 

 
 韓国球界で11年にわたって第一線で活躍した宣。防御率は歴代トップ10のうち1~3位、5~7位、9位が宣である。自己ベストは93年の0.78。KBO通算成績は、367試合(1647回)を投げ、146勝40敗132セーブ、68完投、29完封、1698奪三振、防御率1.20となっている。
 
 中日では、1996年からプレー。開幕からクローザーとして期待されたが、セーブを失敗する場面も目立ち、2軍落ちも経験した。最終的に来日1年目は38試合で3セーブ、防御率5.50という成績となった。
 
 しかし、翌97年から挽回する。昨年の経験も活かし、クローザーとしてシーズンを通して活躍。38セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得した。以降もクローザーとしてチームを支え、1999年にはリーグ優勝に貢献。39試合で28セーブ、防御率2.61の成績だったが、この年をもって現役から退いた。

【次ページ】第4位
1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!