東京ヤクルトスワローズ 、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2022/12/01
産経新聞社
第3位 スコット・マクガフ
在籍期間 4年(2019~2022)
成績 236試合(232回2/3)、15勝8敗80セーブ59ホールド、251奪三振、防御率2.94
絶対的抑え投手として20年ぶり日本一、リーグ2連覇を支えたマクガフ。在籍4シーズンすべてで50試合以上に登板するなどタフネスさも光った。
アメリカ合衆国出身、身長193センチ、103キロ。クラインオーク高から、2011年MLBドラフト5巡目(全体164位)でロサンゼルス・ドジャースに入団。15年にマイアミ・マーリンズでMLBデビューを果たしたが、定着には至らず。同年以降のメジャー登板はなかった。
2019年に来日し、1年目から勝ちパターンの一角として活躍。夏場からは抑えの役割も任され、65試合登板で11セーブ24ホールドポイント(6勝18ホールド)、防御率3.15の成績を残した。短縮シーズンとなった20年は、打ち込まれる場面が目立つ時期もあったが、セットアッパーとして腕を振った。
2021年は、石山泰稚の不振に伴ってシーズン途中から守護神に定着した。6月には球団新記録となる月間10セーブを挙げるなど抜群の安定感を発揮。66試合に登板し、31セーブ、防御率2.52の好成績でチームのリーグ優勝を支えた。また、ポストシーズンでもフル回転。激闘の末に20年ぶり日本一を達成し、自身は胴上げ投手となった。
2022年シーズンも、開幕から不動のクローザーとして君臨。キャリアハイの38セーブ、防御率2.35をマークし、リーグ2連覇に貢献した。一方で、日本シリーズでは精彩を欠き、第5、6戦の重要な場面で失点を喫して第7戦ではベンチを外れた。オフにはメジャー復帰を決断。アリゾナ・ダイヤモンドバックスと2年契約を締結した。