東京ヤクルトスワローズ 、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2022/12/02
産経新聞社
第2位 アレックス・ラミレス
右投右打
外野手
在籍期間 7年(2001〜2007)
成績 982試合、打率.301、1184安打、211本塁打、752打点、12盗塁
外国人選手として唯一名球会に入会を果たしているラミレス。2019年には日本に帰化した。
ベネズエラ出身、身長180センチ、体重100キロ。サンアントニオデパウラ高を出て、1993年からクリーブランド・インディアンスの傘下チームでプレー。98年には、同球団でメジャーデビューを果たした。その後ピッツバーグ・パイレーツでも出場し、MLB通算成績は、135試合で、打率.259、12本塁打、48打点となっている。
ヤクルトでは2001年からプレーし、初年度からレフトのレギュラーを獲得。打率.280、29本塁打、88打点の好成績を残した。大阪近鉄バファローズとの日本シリーズでは、第1戦にパウエルから本塁打を放つなど、チームの日本一に大きく貢献した。
以降はさらにその打棒を見せつけ、2003年には打率.333、189安打、40本塁打、124打点の成績で最多安打、本塁打王、打点王と3つのタイトルを獲得。ベストナインにも輝いた。さらにヤクルトでの最終年となった2007年には打率.343、204安打、29本塁打、122打点の成績で、2度目の最多安打、打点王、ベストナインを獲得した。
ヤクルト退団後は、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズでプレー。DeNA時代の2013年4月6日には、古巣ヤクルト戦でNPB通算2000安打を達成。1695試合での到達は、“打撃の神様”川上哲治に次ぐ史上2番目のスピードだった。