横浜DeNAベイスターズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2022/12/01
産経新聞社
第3位 スペンサー・パットン
右投右打
在籍期間 4年(2017〜2020)
成績 219試合(205回2/3)、12勝9敗7セーブ101ホールド、243奪三振、防御率3.68
2020年までブルペンを支えたパットン。150キロを超える速球と、スライダーを軸に投球を組み立て、奪三振率の高さも特徴だった。
アメリカ合衆国出身、身長185センチ、体重91キロ。サザンイリノイ大エドワーズビル校から、2011年MLBドラフト24巡目(全体726位)でカンザスシティ・ロイヤルズに入団。14年にテキサス・レンジャーズでメジャーデビューすると、レンジャーズ、シカゴ・カブスの2球団で計52試合に登板した。
DeNAでは2017年からプレー。開幕からセットアッパーを担った。山崎康晃の不調時にはクローザーを務めるなどシーズン通した活躍を見せ、最終的に62試合に登板。7セーブ、27ホールド、防御率2.70の好成績を残した。
翌2018年は主にセットアッパーとして58試合に登板し、33ホールド、防御率2.57をマーク。16四球に対して67奪三振と高い安定感を誇った。
だが、2019年は一転して安定感を欠く投球が続き、防御率は5点台。20年に入っても数字は改善されず、同年限りで退団となった。2021年は、古巣レンジャーズとマイナー契約を結び、6月にメジャー契約に移行。リリーフ陣の一角として42試合に登板した。
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