読売ジャイアンツ(巨人)、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2023/11/04
産経新聞社
第3位 マーク・クルーン
右投右打
在籍年数 3年(2008〜2010)
成績 159試合(161回2/3)、6勝10敗93セーブ9ホールド、221奪三振、防御率2.56
同ランキングのベイスターズ編では1位に輝いたクルーン。巨人でもその快速球とフォークを武器に、クローザーとして活躍した。
アメリカ合衆国出身、身長188センチ、体重86キロ。シャドーマウンテン高から、1991年MLBドラフト2巡目(全体72位)でニューヨーク・メッツに指名され契約。メジャーの舞台では、サンディエゴ・パドレス、シンシナティ・レッズ、コロラド・ロッキーズ所属時に出場したが、計26登板で防御率7.43と結果を残せなかった。
2005年に来日し、横浜ベイスターズ(現DeNA)でプレー。最速160キロ超えの速球を武器に、セットアッパー、クローザーとして活躍した。巨人では2008年からプレー。入団初年度から横浜時代と同じくクローザーとして活躍。6月1日には、福岡ソフトバンクホークスとの交流戦で、松田宣浩を相手に当時のNPB記録である球速162キロを計測した。同年は61試合登板で41セーブを挙げ、最多セーブを獲得。チームのリーグ優勝にも貢献した。
以降は故障による離脱もあったが、翌09年には46試合で27セーブ、防御率1.26をマーク。同年の日本シリーズでは、3セーブを挙げるなど、チームのリーグ連覇、7年ぶり日本一に大きく貢献した。
2010年シーズン終了後に退団。その後、米球界に戻りサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下チームでプレーしたが、メジャー昇格は叶わなかった。