読売ジャイアンツ(巨人)、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>
2023/11/04
産経新聞社
第2位 バルビーノ・ガルベス
右投右打
在籍年数 5年(1996〜2000)
成績 106試合(751回)、46勝43敗、443奪三振、防御率3.31
先発として活躍し、打撃でも在籍5年間で10本の本塁打を放ったガルベス。高い制球力を武器に打たせて取る投球スタイルで、完投数の多さも光る。
ドミニカ共和国出身、身長180センチ、体重107キロ。1981年にアマチュアFAでロサンゼルス・ドジャースと契約。86年に同球団でメジャーデビューし、10試合にリリーフ登板したが、以降はメジャーでの登板はなかった。その後、94年には台湾リーグ・兄弟エレファンツ(現中信兄弟)でプレーした。
巨人には、1996年に入団テストを経て加入。初年度から首脳陣の期待を上回る大活躍を見せた。最終的に16勝、防御率3.05(リーグ2位)、リーグトップの12完投をマークし、同僚の斎藤雅樹とともに最多勝を獲得した。
翌1997年はチームトップタイの12勝、8完投を記録。1999年には外国人選手として球団史上初となる開幕投手も務めるなど強力先発陣の一角を担った。また、打撃力も高く、97年には70打席に立って長打率.415、99年は4本塁打を放った。通算成績は、打率.151、10本塁打、30打点となっている。
退団後は、メキシカンリーグや韓国球界でもプレーした。
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